毎年12月14日深夜は、年間で最大の天文イベント「ふたご座流星群」がやってきます。

地球は太陽の回りを公転していますよね。彗星が残して行った宇宙空間に漂う塵や氷の集まりに地球が毎年同じ所を通りぶつかるため、摩擦で発光するのが流星群の正体です。流星群はStardust、つまりゴミが燃えている訳です。年間通じて沢山の流星群が見れますが、空が一番暗い12月で飛翔数が多い、ふたご座流星群が一番安定して楽しめます。

一方、いこいの村ヘリテイジ美の山は正面に北極星を仰ぐ位置にあり、夜半を過ぎると双子座のカストルとポルックスが北東の空からどんどん上がってきます。今年は22時半に6歳の月明が暮れますので、月没と同時にショータイムの始まりです。

シベリア高気圧の張り出しにより安定した天候が望める12月は星空が一番綺麗に見える季節であることも手伝って、1分間に肉眼で2つ程度は見えます。双子座を放射点の中心に全天東西南北全方向にバンバン飛びますので、最後は感動しないくらいの数の多さです。

オリオンを始め冬の星座は有名な星座も多く、冬のダイヤモンドと言われる7つのアルファ星を見るのも魅力です。

12月は身体が寒さに慣れていないのでより強く寒さを感じるのが難ですが、防寒対策をして臨めば、深夜まで天体ショーを楽しめます。極大時刻(飛翔数が一番多い時刻)が21時ですので、全館消灯する23時以降が見頃でしょうね。

寒ければお部屋の窓からもよく見えますので寒さが苦手な方も、窓際に布団をずらしてご覧になるのも一興です。

ご予約は自社HPからがお得ですのでご利用ください。お電話でも承ります。

一夜限りの大自然イベント、一緒に盛り上がりましょう。